各種金属屋根板金工事 各種金属屋根の種類等を掲載しています。 |
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各種金属屋根板金工事
折板屋根
主に工場や車庫、商業施設などの大型の鉄骨造の建物に使われることが多く、100mを超える建物でも使用される。材料として多く用いられるのがガルバニウム鋼板である。重ね型とハゼ締め型が主であり、上記に示したような建物はハゼ締め型が多い。
ハゼ締め型はタイトフレームと折板本体を「吊子」と呼ばれる金具をナットで固定する工法。最終工程として、ハゼの締め付けが必要となる。重ね型と異なり、屋根の仕上がり面にボルトが突起しないことや施工性がよい。
また、ハゼの形状から丸型と角型がある。重ね型折板は通常ルーフデッキと呼ばれ、車庫やプレハブ小屋などに使われ、中型から大型まで広く普及しています。打ち抜きと呼ばれる工具を用いて、タイトフレームの剣先に穴をあけて防水パッキンの付いたナットで締めつけ固定します。
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デザインの自由度が高い
金属屋根は重ね合わせで葺く瓦や、スレートと違い雨水の浸入する隙間がありません。そのため、勾配の緩い屋根にも多く使用されます。また、加工性能も高く、曲面の屋根にも対応できます。
断熱性能が低い
金属屋根は熱伝導率が高く、断熱性能が低いという大きな特徴があります。その弱点を補うために、小屋裏換気や屋根通気工法、屋上緑化や二重折板葺などたくさんの工法があります。
屋根面の日射熱の吸収を抑える処理も重要です。明るい色にすることで日射反射率が高くなり、遮熱性能が高まります。ただ、近隣への屋根の照り返しには注意が必要です。
響く雨音
金属屋根の特徴として、遮音性の低さが挙げられます。そのため雨音が室内に伝わりやすく、金属板の裏側に断熱を兼ねて、制振材を張り合わせるなどの対策が必要となります。用途や、シチュエーションによっては、雨音が情緒的な雰囲気を醸し出すので、あえて対策を施さないといった場合もあります。
コロニアル葺
住宅に使用されることが多く、対応できる業者さんも多い。そのため折板屋根などと比べ安価である。また、リフォームなど屋根の葺き替えをするとき、コロニアル屋根だと比較的容易にできます。その理由は、古いコロニアルを撤去する手間が簡単だからです。
コロニアル屋根は基本的に単純な構造で、特に屋根カバー工法で葺き替える場合は、既存コロニアルの上にそのままルーフィングを敷くことができますので、より容易にできます。
しかしながらデメリットもあり、コロニアルは、セメントと繊維でできた5mmほどの板状の屋根材です。そのため、人が踏めば体重で割れてしまう恐れがありますし、強風や地震、積雪などでも割れることがあります。
また、コロニアルの表面はザラザラしているため、砂やほこりが付着し雨水などが滞留するとコケやカビが生える原因になります。
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